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BetMGM、スポーツベッティング低迷で2026年売上高見通しを下方修正

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

BetMGMは、iGaming部門の継続的な成長をオンラインスポーツベッティングの低調な業績が相殺したことを受け、第1四半期の内容がまちまちだったとして、2026年の売上高見通しを引き下げた。MGMリゾーツ・インターナショナルとEntain plcが共同保有する米国拠点の事業者である同社は、3月31日までの3か月間の純収益が6億9600万ドルとなり、前年同期比で6%増加したと報告した。成長を主にけん引したのはオンラインカジノ事業で、同部門の収益は9%増加した一方、オンラインスポーツベッティング収益の伸びは4%にとどまった。

スポーツ結果が業績を圧迫

同社によると、第1四半期は「プレイヤー有利」のスポーツ結果、つまりベッター側の勝ちが増える展開が利益率を圧迫し、さらに競争の激しい市場で販促活動が拡大したことも重なった。このような状況では、賭け金の取扱高が安定していても、事業者の払い戻し負担が増え、収益性が抑えられやすい。

一方で、月間平均アクティブユーザー数は前年同期比で9%減少した。第1四半期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は、業務効率化と高収益率のiGaming事業の継続成長に支えられ、11%増の2500万ドルとなった。

これは、スポーツベッティングが2025年12月に合法化されたミズーリ州でBetMGMが事業を開始したにもかかわらず起きたものだ。2025年12月1日時点で、ミズーリ州は合法的なスポーツベッティングを認める米国39番目の州となった。BetMGMは合法化の直後、同州でモバイルと店舗型のスポーツブック・プラットフォームの稼働開始を発表していた。

通期見通しを引き下げ、2027年の見通しは維持

年初の立ち上がりが軟調だったことを反映し、BetMGMは通期の純収益見通しを従来の31億~32億ドルから、29億~31億ドルへ引き下げた。一方で、調整後EBITDA見通しは3億~3億5000万ドルに据え置いたが、実績はそのレンジの下限寄りになる可能性が高いと述べた。

アダム・グリーンブラット最高経営責任者は、同社が引き続き「持続可能で利益ある成長」に注力していると述べ、とりわけiGaming、複数商品を展開する市場、そしてネバダ州での事業を重視しているとした。さらに同氏は、「当社のiGaming事業は規模を伴って成長しており、オンラインスポーツ事業も、第1四半期の厳しい市場環境にもかかわらず、引き続き強化が進んでいる」と述べた。

BetMGMは、2026年の成長見通しをやや抑制したのは、現在の取引環境と引き続き規律ある投資姿勢の両方を反映したものだと説明した。ただし、新市場への進出、FIFAワールドカップのような大型スポーツイベント、さらにオムニチャネル展開の強化など、今後の施策による上振れ余地があるとも指摘した。同社はまた、2027年までに調整後EBITDA5億ドルを達成する長期目標を改めて示した。

2025年第3四半期の業績

BetMGMは2025年第3四半期の売上高が6億6700万ドルとなり、前年同期比で23%増加したと発表した。オンラインゲーミングとスポーツベッティングの両分野での成長が、同事業者の業績を引き続き押し上げた。同社はまた、通期業績見通しも引き上げ、2025年末までに総売上高少なくとも27億5000万ドル、EBITDA2億ドルを見込むとした。

2025年第3四半期におけるオンラインギャンブルの純ゲーミング収益(NGR)は4億5400万ドルで、引き続きBetMGM最大の収益源となり、前年同期比で21%増加した。さらに、同社全体の売上高の3分の2がこの分野から生み出されており、厳格な規制が敷かれた米国市場においても、iGamingの優位性が続いていることを示している。

また別の最近の動きとして、BetMGMは米国内プラットフォーム全体でクレジットカード入金を段階的に廃止し始めており、この支払い手段を取りやめる事業者の一つとなった。公式発表によると、2026年3月31日以降、利用者は新たなクレジットカードを口座に追加できなくなる。

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