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PENN、新たな企業体制を発表 デジタル戦略を強化

Anchal Verma
執筆者 Anchal Verma
翻訳者 Hanako Takagi

PENNエンターテインメントは、オンラインスポーツベッティングおよびオンラインカジノ事業を担うインタラクティブ部門を再編する企業再編を発表した。今回の再編は、米国およびカナダ全域の事業に影響し、取締役会の承認を受けて即時発効する。変更の一環として、PENNは上級幹部職2職を廃止し、デジタル事業向けに新たな最高執行責任者(COO)を採用する計画を明らかにした。

2025年11月、PENNエンターテインメントはESPNとの数十億ドル規模のオンラインスポーツベッティング契約を終了している。

インタラクティブ部門に焦点を当てた再編

今回の再編は、オンラインベッティングおよびiGamingプラットフォームを含むPENNのインタラクティブ部門に重点を置いている。同社は、デジタル事業の進化が続く中で、経営の簡素化と業務監督の強化を目的としたものだとしている。

PENNは今後も組織体制の見直しを継続し、来月にさらなる更新情報を提供する予定だと述べた。現在進行中の評価の一環として、追加の役職が影響を受けるかどうかについては明らかにしていない。

上級幹部職2職を廃止

再編の一環として、PENNは最高情報責任者(CIO)の職を廃止した。この職を務めていたリッチ・プリムス氏は、10年以上にわたる在籍を経て退任した。在任中、プリムス氏はPENNのテクノロジーおよびデジタル基盤の構築において重要な役割を果たした。

また、オペレーション担当副社長の職も廃止された。この役職に就いていたトッド・ジョージ氏は、10年以上にわたり複数の上級管理職を歴任した後、PENNを離れた。過去には中西部地域オペレーション担当上級副社長や執行副社長を務めている。

ジョージ氏は、イリノイ州にあるハリウッド・カジノ・ジョリエットの開発および開業に深く関与していた。延床面積18万9,000平方フィート、総投資額1億8,500万ドルの同エンターテインメント施設は8月に開業し、PENNの陸上型カジノ・ポートフォリオにおける重要な追加となった。

PENNの最高経営責任者(CEO)であるジェイ・スノーデン氏は、両幹部の貢献に謝意を示し、過去10年間にわたり同社の強固な基盤構築に寄与したとして感謝の意を表した。

デジタルCOOの選任に着手

幹部の退任と同時に、PENNはインタラクティブ部門の最高執行責任者(COO)を新たに任命する方針を確認した。新任のデジタルCOOは、オンライン事業の日常的な運営を統括する。

同職は、2024年にディズニーで20年以上のキャリアを経て入社した最高技術責任者(CTO)のアーロン・ラバーグ氏に報告する体制となる。ラバーグ氏は、ESPN Betに関連する技術統合を含め、PENNのデジタル戦略の中核を担ってきた。

新任者の就任後も、ラバーグ氏はテクノロジーチームの統括を継続し、全社的なIT機能の管理も担当する。PENNは、この体制により、インタラクティブ部門における運営管理と技術リーダーシップの明確な分離が可能になるとしている。

取締役会への監視は継続

今回の再編は、アクティビスト投資家HG Voraによる取締役会および戦略判断への継続的な監視の中で行われた。同投資家は、PENNの財務パフォーマンスや、2024年にESPN Betを立ち上げるために行われた約20億ドルの投資について懸念を表明している。

HG Voraは、経営およびガバナンスを批判する詳細な投資家向けプレゼンテーションをオンラインで公開したほか、取締役選任の手続きを巡ってペンシルベニア州で訴訟を提起した。

訴訟では、PENNが株主への適切な通知なしに、選挙予定だった3つの取締役席のうち1席を削除したと主張し、法令および規制要件に違反したとしている。HG Voraは、長期的な株主価値向上のため、取締役会への参加を求めた。

その後、PENNは新たに2名の取締役を選任し、取締役会の定員を9名から8名に削減した。これらの主張を受け、PENNは特別訴訟委員会を設置し、ディルワース・パクソン法律事務所を独立調査のために任命した。

面談および文書精査の結果、同委員会は、PENNが誠実に、かつ会社の最善の利益のために行動したと結論付け、HG Voraの主張を追及することは事業に利益をもたらさないと判断した。

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