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フィルウェブ、ニューポート・ワールド・リゾーツ支援契約を獲得

Ansh Pandey
執筆者 Ansh Pandey
翻訳者 Hanako Takagi

フィリピンのゲーミング技術企業フィルウェブ社(PhilWeb Corp.)は、同国の規制下にあるオンラインゲーミング市場における役割拡大に向け、一連の提携を発表した。これは、同社がビジネス・トゥ・ビジネス(BtoB)型でプラットフォーム主導のモデルへと明確に転換していることを示している。

同社の最新の契約は、トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループ(Travellers International Hotel Group Inc.)とのもので、ニューポート・ワールド・リゾーツ(Newport World Resorts)に関連するオンラインゲーミング運営を支援する内容となっている。この協業は、フィリピンの規制当局であるフィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)が監督するオンラインゲーミングプラットフォーム「NWPRPlay」を中心に展開される。

規制当局の承認を前提とする本契約において、フィルウェブは基盤となる技術インフラ、システムサポートおよび保守、コンテンツ統合、運用サービスを提供する予定である。この取り組みは、同社が消費者向けの直接的なゲーミング事業から離れ、バックエンドサービス提供へと軸足を移していることを示している。

数日間で3件目の契約

今回の契約は、ここ数週間でフィルウェブが締結した3件目の同様の契約であり、同社がフィリピンの認可ゲーミングシステムに深く組み込まれようとする意図を示している。統合型リゾート運営企業との提携により、同社は大規模かつ多様な顧客基盤へのアクセスを得ることになる。ニューポート・ワールド・リゾーツは、カジノ施設に加え、ホテル、小売施設、エンターテインメント施設を兼ね備えており、高い規模と認知度を誇る。

この戦略はまた、収益モデルの変化も示唆している。フィルウェブは、プレイヤーからの直接収益に依存するのではなく、サービス契約を通じた継続的な収益源の構築を進めており、これにより長期的にはより高い予測可能性と利益率の向上が期待される。

さらに同社は、PT GamingおよびNUSTAR Onlineとの提携を通じて新たな市場セグメントにも参入した。これらの契約は、複数のゲームプロバイダーとオペレーターを単一システムで接続するコンテンツ配信・集約プラットフォームの立ち上げを支えるものである。

PAGCORの認定が拡大の背景

今回の事業拡大は、同社がPAGCORから認定を取得したことを受けたものである。この認定により、フィルウェブはゲーミング関連の提携企業およびサービスプロバイダーとして活動することが可能となり、ゲームを自ら運営することなく、技術ソリューションの提供、システム統合、運用支援を行えるようになった。

同社の社長であるブライアン・ン氏(Brian Ng)は、この展開を重要な転換点と位置づけ、より秩序立ち透明性の高い規制環境が整いつつあると指摘している。同社は今後、規制当局および業界パートナーと緊密に連携し、監督体制の強化に対応していく方針を示している。

フィルウェブの戦略は、資産を抑えたモデルに基づいており、プラットフォーム運営、システム統合、運用サービスに注力している。このアプローチにより、大規模な物理的インフラ投資を行うことなく、複数のパートナーにまたがって事業を拡大することが可能となる。

同社はすでに、ハン・カジノ・リゾート(Hann Casino Resort)やオカダ・マニラ(Okada Manila)などの複数の主要オペレーターと関係を築いており、プラットフォームおよびインフラの支援を提供してきた。また、FBMフィリピン(FBM Philippines)とは、全国規模でのシステム導入にも取り組んでいる。

ハンとの提携は、同社が今年初めに国内オンラインゲーミング市場へ参入する契機となった。このプラットフォームは2月に開始され、PAGCORのeGamesおよびフィリピン・インランド・ゲーミング・オペレーター枠組みの下で運営されており、国内プレイヤーを対象としている。

同プラットフォームでは、3,000種類以上のカジノタイトル、GCashやMayaといった統合決済システム、24時間体制の運用サービスおよびコンプライアンス対策が提供されている。

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