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PointsBetカナダ、AGCOの業務停止処分に異議申し立て

Jefferson Mendoza
執筆者 Jefferson Mendoza
翻訳者 Hanako Takagi

PointsBet Canadaは、元NBA選手ジョンテイ・ポーターに関連する不審な賭けの特定および報告を適切に行わなかったとの指摘を受け、オンラインカジノおよびスポーツブックを5日間停止するとしたAlcohol and Gaming Commission of Ontario(AGCO)の決定に異議を申し立てている。

規制当局の措置

2月12日、AGCOはPointsBetに「組織的な不備」があったとして業務停止を発表した。不審な賭けがポーターに関連していたことを適切に検知できなかったとされる。National Basketball Association(NBA)は2024年4月、当時Toronto Raptorsに所属していたポーターを、自身のパフォーマンスを操作したとして永久追放処分とした。その後、ポーターは米国で通信詐欺共謀の罪を認め、複数の報道によれば、賭けを行う者に利益をもたらすため意図的に試合を早期に退いたことを認めた。

PointsBetは現在、オンタリオ州の独立機関であるLicence Appeal Tribunal(LAT)に審理を請求し、この処分の取り消しを求めている。

会社側の見解

2月26日の声明で、PointsBet CanadaのCEOであるスコット・ヴァンダーウェイ氏は、同社のコンプライアンス体制を擁護し、誠実性とプレイヤー保護への取り組みを強調した。控訴手続きが進行する中でも、同社はオンタリオ州で正式なライセンスを保持しており、オンラインサービスを継続している。

審理は裁定官(または審理パネル)の前で行われ、双方が主張、証拠、証人証言を提示する。LATの手続規則に従って進められるが、裁判よりは形式張らない。事案の複雑さに応じて、解決までに数週間から数か月を要する可能性がある。

経緯

PointsBetは当初2024年3月、ポーターに関する賭けは提供していなかったと報告していた。しかしその後、2025年10月には賭けが利用可能であったことを認めた。複数の報道によれば、同社はこれを組織移行期における人的ミスによるものと説明している。

当該活動を把握した後、PointsBetは直ちに当局へ報告し、AGCOの調査に協力したとしている。NBAは、ポーターが機密性の高い健康情報を賭け関係者に漏らし、自身の出場時間を意図的に制限し、さらにNBAの試合に自ら賭けていたと認定した。

ポーターは2025年7月に重罪の通信詐欺を認め、同年12月に判決を受けた。AGCOがライセンス事業者を違反で業務停止処分とするのは今回が初めてである。PointsBetはこれ以前にも、無関係の違反で2022年および2023年に罰金処分を受けていた。

市場パフォーマンス

規制上の課題にもかかわらず、PointsBetのカナダ事業は成長を続けている。オーストラリア会計年度上半期(7~12月)におけるカナダ収益は前年同期比34%増の2,220万カナダドルに達した。iGaming Businessによれば、粗利益は30%増の1,080万カナダドルとなった。

iCasinoの純収益は58%増の1,560万カナダドルに急増し、スポーツベッティングの純収益は660万カナダドルで横ばいだった。同社は主にオンタリオ州のiCasinoプラットフォームが成長を牽引しているとし、今後数か月以内にアップグレード版を投入する予定である。データは、カナダではスポーツベッティングの停滞をオンラインカジノ部門が補っていることを示している。

(出典:Grandview Horizon Research)

拡大計画

2026年初頭、アルバータ州はiGaming Alberta Act(法案48号)を可決し、規制されたオンライン賭博枠組みを創設した。これにより、アルバータ州はオンタリオに続く国内2番目のオープンマーケット州となる。

規制されたオンラインカジノおよびスポーツブックは、2026年後半にAlberta Gaming, Liquor, and Cannabis Commission(AGLC)の監督下で開始される見込みである。PointsBetはすでにライセンスを申請し、2026年半ばの市場参入を見据えてプレイヤー登録を含むマーケティング活動を開始している。

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