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インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(International Game Technology/IGT)、世界全体で従業員の10%を削減へ

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(International Game Technology/IGT)は、新たに最高経営責任者(CEO)に就任したヘクター・フェルナンデス(Hector Fernandez)の主導による大規模な再編の一環として、世界全体の従業員の約10%にあたる約700人を削減する予定である。

この動きは、IGTがアポロ・グローバル・マネジメント(Apollo Global Management)によるエベリ(Everi)との共同買収を経て、昨年12月にフェルナンデスが就任してから数か月後に行われたものである。今回の人員削減は、事業運営の簡素化と競争力の強化を目的とした戦略の一部である。

内部見直しによる人員再配置

ラスベガス・レビュー=ジャーナル(Las Vegas Review-Journal)が報じた従業員向けメッセージの中で、フェルナンデスは今回の決定が事業内容、組織構造、長期的優先事項に関する包括的な内部見直しの結果であると説明した。また、将来の成長を支え、進化するゲーミング業界においてより効率的に運営するために、リソースの再配分が必要であると述べた。

今回の人員削減は個々の業績によるものではなく、組織再編に基づくものである。最近の合併後の統合をより効果的に進め、チーム間の重複を解消することが目的とされている。

効率性・迅速性・組織の明確化を重視

フェルナンデスは、この決定が困難であることを認めつつも、より機動的で集中力の高い組織を構築するためには構造改革が不可欠であると強調した。IGTはここ数か月で基盤強化に向けた重要な取り組みをすでに進めており、今回の施策はスピード、明確性、実行力の向上を目的としているという。

なお、今回の人員削減がどの地域にどの程度配分されるのかは現時点では不明であり、ラスベガス(Las Vegas)の拠点に大きな影響が出るのか、あるいは世界各地に分散されるのかも明らかになっていない。

対象従業員への支援

同社は、影響を受ける従業員に対して退職金の支給に加え、再就職支援や転職に向けたサポートを提供することを確認している。

IGTのCEO ヘクター・フェルナンデス(Hector Fernandez)(出典:IGT)

フェルナンデスは残る従業員に対し、今回の発表がもたらす不安や懸念は当然のものであるとしつつ、戦略的優先事項への集中と同僚同士の支え合いの重要性を強調した。また、人員削減にもかかわらず、IGTの将来に対する自信を示した。

アポロによるIGT買収

7月には、アポロ・グローバル・マネジメントが、ゲーミング技術企業エベリ・ホールディングス(Everi Holdings)およびIGTのゲーミング・デジタル事業を63億ドルで買収し、グローバルなゲーミングおよびフィンテック分野における新たな大手企業を誕生させた。

統合後の新会社はIGTの名称で運営され、本社はラスベガスに置かれ、エベリのブランドは一部市場および製品ラインで維持される。アポロによれば、再編後の企業は「ゲーミング」「デジタル」「フィンテック」の3つの中核分野に注力する。

この買収は、IGTのグローバル宝くじ部門が分離され、「ブライトスター・ロッタリー(Brightstar Lottery)」として上場を開始した数日後に行われた。このブランド変更は、宝くじ事業をゲーミングおよびデジタル事業から切り離す最終段階を示すものである。

ブライトスターはすでに世界的に大きな存在感を持ち、6大陸で約90の宝くじ事業者にサービスを提供している。アメリカ合衆国(United States)だけでも46の宝くじ管轄区域のうち26に技術を提供しており、世界最大級の宝くじのうち10件中7件を支援するなど、業界でも有数の影響力を持つ企業となっている。

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