日本のKonami Entertainmentは2027年度第1四半期決算で好調なスタートを切り、ゲーム事業の力強い業績が売上高と利益を過去最高へ押し上げた。同社のDigital Entertainment部門は引き続き最大の収益源となり、四半期全体の成長を牽引した。
2026年6月30日までの第1四半期において、売上高は1,295億円(8億7,500万ドル)となり、前年同期比33.6%増加した。事業利益は447億円(3億200万ドル)で61.7%増、営業利益は453億円(3億600万ドル)で63.3%増となった。
株主に帰属する四半期純利益は過去最高となる326億円(2億2,000万ドル)を記録し、前年同期比64.2%増となった。
ゲームポートフォリオが力強い需要を維持
同社は、今回の業績はゲームポートフォリオ全体における旺盛な需要が主な要因だったと説明している。KonamiのDigital Entertainment部門は引き続き最大の収益源となり、第1四半期の売上高は1,000億8,000万円(6億7,600万ドル)で、前年同期比36.5%増加した。同部門の事業利益は438億7,000万円(2億9,600万ドル)となり、57.4%増となった。
同部門はKonami全体の売上高の約77%、セグメント事業利益全体の約98%を占めており、同社全体の事業におけるゲーム事業の重要性が一段と高まっていることを示している。Konamiは、この好調な業績について、**新作タイトルの投入とライブサービス型タイトルへの継続的なユーザー参加が組み合わさった結果だとしている。
第1四半期には、「パワフルプロ野球2026-2027」を発売し、人気モード「サクセス」の30周年を記念したほか、Nintendo Switch 2向けに「eFootball Kick-Off!」をリリースした。
eFootballの累計ダウンロード数が10億件を突破
Konamiの主力サッカータイトル「eFootball」は、第1四半期中に累計ダウンロード数が10億件を突破した。同社はこの節目を記念し、モバイル版でさまざまなアニバーサリーイベントを開催した。
野球タイトルも好調な四半期となった。「eBaseball: MLB PRO SPIRIT」は世界累計500万ダウンロードを突破し、大谷翔平選手が登場する期間限定イベントも実施した。その他の野球タイトルでも、人気アニメ作品とのコラボレーションを通じてユーザーの利用を維持した。
また、同社は「遊☆戯☆王」シリーズについて、「Yu-Gi-Oh! CARD GAME THE CHRONICLES」と連動した新たなトレーディングカードの発売を通じて、今後も継続的に投資していく方針を明らかにした。さらに、「eJリーグ eFootball 2026 シーズンファイナル」、「WBSC eBaseball Series 2026」、「Yu-Gi-Oh! World Championship 2026」予選など、eスポーツ大会への支援も積極的に続けている。
ビデオゲーム以外でも、Gaming & Systems部門は大きく成長した。スロットマシン、「Bomberman」をテーマにしたカジノコンテンツ、「SYNKROS」カジノマネジメントシステムへの需要拡大により、売上高は前年同期比64.9%増加した。北米およびオーストラリアでの事業拡大も同部門の業績改善に寄与した。
2027年度通期見通しは据え置き
Konamiは2027年度通期業績予想を据え置いた。通期売上高は5,050億円(34億1,000万ドル)を見込んでおり、利益予想も変更していない。
今後は、「Metal Gear Solid: Master Collection Vol. 2」、「Silent Hill: Townfall」、「eBaseball: PRO SPIRIT 2026」、そしてシリーズ40周年記念作品の一つとなる「Castlevania: Belmont’s Curse」など、大型タイトルの発売も予定されている。
新作タイトルとライブサービス型ゲームの双方が引き続き好調に推移していることから、Konamiは2027年度を通じてこの勢いを維持できる好位置につけているようだ。
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