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インドネシア(Indonesia)で2026年のイード(Eid)期間中にギャンブル入金額が急増

Ansh Pandey
執筆者 Ansh Pandey
翻訳者 Hanako Takagi

​インドネシア(Indonesia)では、イスラム教の祝祭であるイード・アル=フィトル(Eid al-Fitr)後、オンラインギャンブルへの入金額が2年連続で大幅に増加していることが当局により明らかになりました。違法ベッティングプラットフォームに対する大規模な取り締まりが続く中での動きです。

この警告は、不正取引の兆候を監視する同国の金融情報機関、金融取引報告分析センター(PPATK:Financial Transaction Reports and Analysis Centre)によるものです。同機関は主要銀行と連携し、オンラインギャンブルに関連する口座を特定して凍結しています。なお、今年の数値は前年の記録を上回ったものの、具体的な数字は公表されていません。

当局によると、支出が増える傾向にあるイード期間中および直後に取引活動が活発化しました。今年のイードは3月19日から20日にかけて祝われました。

2026年の詳細なデータはまだ公表されていませんが、PPATKは3月下旬の取引量がすでに1月および2月を上回っていると確認しており、昨年も同様の傾向が見られました。

2025年3月には3億ドルが取引

2025年のデータはこの傾向を示しています。違法ギャンブルプラットフォームへの入金額は、1月に約2兆9,600億インドネシアルピア(約1億7,500万ドル)、2月には約3兆500億ルピア(約1億8,000万ドル)とわずかに増加しました。3月には一時的に減少したものの、イード直後の4月には96%増加し、約5兆800億ルピア(約3億ドル)に達しました。

出典:PPATKのデータ

PPATKのイヴァン・ユスティアヴァンダナ(Ivan Yustiavandana)長官は、この急増は異例ではないと述べています。「全国的に資金の流通が増えるイード後に、最も大きな増加が見られるのが一般的です」と説明しました。専門家は、可処分所得の増加と休暇中の自由時間の増加が主な要因だと指摘しています。

この増加は、インドネシアであらゆる形態のオンラインギャンブルが違法とされている中で発生しています。近年、当局は数千に及ぶギャンブルサイトやモバイルアプリを遮断し、さらに決済手段の取り締まりも強化してきました。

わずか1週間前には、ジャカルタ(Jakarta)警察がオンラインカジノサイト132件を摘発したと発表しました。この作戦は、インドネシア国家警察(Indonesian National Police)のサイバー犯罪捜査部門(Dittipidsiber)によって実施され、同部門はサイバー詐欺やオンラインギャンブル詐欺などのデジタル犯罪の捜査を専門としています。

また、法執行機関は関連する資金ネットワークにも踏み込んでいます。今月初めには、西ジャカルタ(West Jakarta)の検察当局が、オンラインカジノ運営と関連するマネーロンダリングスキームを摘発し、押収した約3,130万ドルを国庫に移管しました。

それでも需要は依然として強いと見られています。業界関係者によると、ドメインの頻繁な変更や代替決済手段の利用などで事業者は適応を続けていると専門家は指摘、取り締まりは継続的な課題となっています。

ソーシャルメディアの影響か

社会的影響も顕在化しています。医療専門家は、オンラインギャンブル依存が公的医療サービスに負担をかけていると警告しています。複数の主要都市の精神科では、ギャンブル関連の問題による入院が増加しており、一部の施設では受け入れ能力の限界に近づいています。

医師らはまた、この傾向が経済的困窮や犯罪、家庭崩壊といった社会問題の増加にも関連していると指摘しています。国内の一部の裁判所では、離婚原因としてギャンブル依存が挙げられるケースの増加も報告されています。

規制当局にとって、イード後の急増は取り締まりと実際の行動との間に依然としてギャップが存在することを示しています。規制が強化されてもオンラインギャンブルへのアクセスは続いており、特に需要の高まる時期にはさらに拡大している状況です。

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