7月最初の1週間が終了し、今週のSiGMA News「Industry Reels」では、iGaming業界におけるチャリティー活動が大きな注目を集めました。一方で、新たなパートナーシップの発表も相次ぎ、前回のまとめで紹介した案件に続き、新たなサッカークラブとのユニフォームスポンサー契約も発表されています。
iGaming業界のチャリティー活動
Behind The Gloves、Midnight Mayhem Fight Nightを開催へ
Behind The Gloves(BTG)は、「Midnight Mayhem Fight Night」を開催すると発表しました。世界のiGamingおよびスポーツベッティング業界から16名がリングに上がり、15万ユーロの慈善募金を目標にチャリティーマッチを行います。
BTGによると、参加者のほぼ全員がリングに立つのは今回が初めてであり、本番までの5か月間にわたりトレーニングを積む予定です。
各出場者は自身が支援したい慈善団体を選び、それぞれのストーリーと支援先を一体化した形でリングに臨みます。
イベントは2027年1月に開催される予定で、世界ボクシング評議会(WBC)の慈善部門であるWBC Cares UK、ICE、WorldGamingとの提携により実施されます。
また、イベントでは「WBC Adaptive Boxing Programme」の記念展示も予定されています。BTGはこれを「このリングは誰にでも開かれていることを示す力強いメッセージ」と表現しています。
BTGによると、このAdaptive Boxing Programmeは、「あらゆる能力を持つ人々が、安全で質の高い車いすボクシングのトレーニングを受けられる環境を提供することで、アクセシビリティ、インクルージョン、多様性を促進する」プログラムです。

Resorts World、28の非営利団体へ28万ドルを寄付
アメリカ建国250周年を記念する取り組みとして、Resorts Worldはニューヨーク市、ハドソンバレー、キャッツキル地域の地域団体を支援すると発表しました。
Resorts Worldは、「A Day of Giving」プログラムを通じて、28の非営利団体へそれぞれ1万ドル、総額28万ドルを寄付するとしています。
同社によると、州内400を超える非営利団体が公募に応募し、その中から抽選で28団体が選ばれました。内訳はニューヨーク市地域が16団体、ハドソンバレーが6団体、キャッツキル地域が6団体です。
同社は、この助成金は2011年から継続しているRW Givesプログラムによる地域貢献活動の一環であり、これまで多くの非営利団体への支援に加え、従業員による寄付へのマッチング制度も実施してきたと説明しています。

パートナーシップと新サービス
Midnite、サウサンプトンFCとの提携を更新
前回のIndustry Reelsで、英国のベッティングプラットフォームMidniteがSheffield UnitedおよびMiddlesbroughとの提携を発表したことを紹介しましたが、今回さらに、イングランド・チャンピオンシップ所属のサウサンプトンFCとのパートナーシップを2026/27シーズンも更新したと発表しました。
これにより、Midniteは2シーズン連続でサウサンプトンFCの公式トレーニングウェアパートナー兼ユニフォーム背面スポンサーを務めます。
サウサンプトンFCの最高収益責任者(CRO)、グレッグ・ベーカー氏は、初年度の成功を受けて提携を継続できることを大変喜ばしく思うとコメントしました。
同氏は、Midniteについて「常に新しく魅力的な方法でサポーターへ還元することを追求している」と述べ、「特別な試合観戦体験やアウェー遠征、ファン向けコンテストなど、今シーズンもそうした取り組みが続くことを楽しみにしている」と語りました。

Triple CherryとNotix.Gamesが提携
スロットゲーム開発会社Triple Cherryは、B2B iGamingソフトウェアプロバイダーNotix.Gamesとの提携を発表しました。
Triple Cherryは、この提携により、自社のスロットタイトルがNotix.Gamesのアグリゲーションプラットフォームを利用する事業者へ提供され、複数市場での展開が拡大するとしています。
同社は、この契約が国際展開戦略をさらに強化するとともに、Notix.Gamesのコンテンツラインアップも充実させるものになると述べています。
Triple Cherryのディレクター、フアン・アントン・ガリンド氏は、「Notix.Gamesと提携し、世界中のより多くの事業者へ当社のゲームを提供できることを嬉しく思う」とコメントしました。
また、同氏は、Notix.Gamesが「高品質な技術ソリューションと信頼性の高いサービスを提供してきた実績」を持つことから、同社の国際展開戦略にとって理想的なパートナーであると評価しました。

Xpoint、不正検知用パターン分析エンジンを提供開始
位置情報・コンプライアンステクノロジー企業Xpointは、高度な不正行為の検知を支援する独自のパターン分析エンジンを提供開始したと発表しました。
同社によると、このエンジンは現在北米の提携先で導入が進められており、ベッティング・ゲーミング事業者に対する不正行為を検出するために開発されました。同社は、不正行為は「同じ端末、アカウント、位置情報を使い回して登録ボーナスやプロモーションを悪用する組織的グループの存在など、ますます組織化が進んでいる」と指摘しています。
Xpointは、このエンジンは従来の位置情報チェックを上回る性能を備え、過去の位置情報履歴を分析することで、時間の経過とともに現れるパターンを特定し、「単一のチェックでは見逃される組織的な不正の兆候」を検出できると説明しています。
一方で、このエンジンはバックグラウンドで動作するため、プレーヤー体験に余計な負担を与えることはありません。同社は、「追加の本人確認を求めたり、正当なプレーヤーを誤ってブロックしたりすることなく、事業者は組織的な脅威をより正確に把握でき、正規顧客にはシームレスな体験を提供できる」と述べています。

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