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日英会議が若者のギャンブル対策強化を要請

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

国際的なギャンブル依存症に関する会議が日曜日、東京都千代田区で開催され、日本と英国から約500人が参加しました。この「日英ギャンブル依存症会議」には専門家や遺族、支援活動家が集まり、オンラインカジノやデジタル賭博プラットフォームによって拡大するリスクについて議論が行われました。

読売新聞の英字メディア「The Japan News」によると、議論ではスマートフォンを通じて容易にギャンブルへアクセスできる現状が強調されました。登壇者らは、特に依存のリスクが高まる若年層に対応するため、新たな予防策や支援のアプローチが必要であると訴えました。

家族や支援団体が「社会全体での責任」を訴え

会議にはギャンブル依存の被害に遭った人々の家族も参加しました。報道によれば、彼らの証言は、この問題が表面化するまで隠されがちであり、しかし一度深刻化すると個人や社会に大きな負担を与えることを示しました。対策は個人の責任にとどまらず、社会全体での課題として多方面で協力して取り組むべきだという声が上がりました。

日本の非営利団体「ギャンブル依存症問題を考える会」は、若者におけるギャンブル問題の増加について一貫して警鐘を鳴らしています。新型コロナウイルスのパンデミック下で在宅勤務やオンライン活動が増加したことに伴い、特にスポーツやデジタルプラットフォームでの賭博行動が顕著に増加したとされています。 

スポーツ賭博と国際的な枠組み

議論では、日本居住者による海外スポーツへの違法賭博が年間約6兆5000億円(約373億ユーロ)に上ると推定されている規模の大きさが取り上げられました。

参加者らは、欧州評議会の「マコリン条約」のような国際協定の役割を強調しました。この条約は八百長など不正行為を防止することを目的としており、複数の欧州諸国がすでに批准していますが、日本はまだ署名していません。会議では、日本政府に対し、条約への署名を検討し、国境を越えた賭博行為に対応できる枠組みを構築するよう求める声が上がりました。

若年層で深刻化する依存

ギャンブル依存症問題を考える会の最新の調査によると、若年層への影響がますます深刻化しています。2023年には支援を求めた人の78%が20代・30代であり、2019年の64%から大幅に増加しました。オンライン賭博に関連する相談も急増し、全体の20%以上を占めています。

また、モーターボート競走や競輪も、ギャンブル関連相談の増加に寄与しています。モーターボート競走に関する相談は全体の28%に達し、競輪に関する相談も18.2%に増加しました。これらの数字は、オンラインプラットフォームが急速に拡大する一方で、従来型のギャンブルも依然として若年層を強く惹きつけていることを示しています。

経済的負担と法的リスク

2023年に報告されたギャンブル依存者の平均借金額は約855万円(約5万170ユーロ)でした。さらに、相談の約30%には、闇金からの借り入れや家族・職場からの窃盗といった違法行為が含まれていたとされています。ギャンブル依存と犯罪行為の重なりは、健康や福祉だけでなく、社会の安定に対しても懸念を引き起こしています。

今後の規制上の課題

日本は2030年に大阪で初のカジノを開業する予定です。このプロジェクトはMGMリゾーツとオリックスを含むコンソーシアムが主導しています。しかし、国内の支援者らは、十分な規制的セーフガードがなければ、統合型リゾート(IR)の導入が依存症のさらなる増加を招く可能性があると警告しています。特に、若者やデジタル環境に慣れた層に深刻な影響を及ぼすおそれがあると指摘されています。

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