日本初の統合型リゾート開発「MGM大阪」では、27階建てのタワーを中心的な目玉施設として設置するほか、23,293平方メートルのカジノを併設し、約470台のゲームテーブルと6,400台の電子ゲーム機を設置する計画であることが、地元メディア「読売新聞」が入手した建築資料で明らかになった。
大阪・夢洲でMGMリゾーツと地元パートナーのオリックスによるコンソーシアムが開発するこのリゾートは、総工費が約100億ドルに上る見込みである。これは、日本で初めて完全に認可されたカジノ統合型リゾートであり、政府が慎重に定めたギャンブル規制の枠組みに沿ったものである。
地下1階を含む高さ126メートルのメインタワー(27階建て)は、ラスベガスのベラージオを思わせる弧状のデザインが特徴である。このタワーには2つのホテルが入り、合計1,840室を提供し、リゾートの宿泊施設の中核を担う。
地元向けフロア
タワーに隣接する広大なカジノフロアでは、地元住民と海外からの来訪者の双方にゲーム体験を提供する予定である。また、16.7ヘクタールの敷地に高さ27メートル・4階建ての施設も設け、リゾートの主要なMICE(会議・報奨旅行・国際会議・展示会)施設と駐車場を備える。この施設は、ビジネス旅行者や大規模会議を呼び込むことを目的としており、大阪の法人観光振興戦略を支えるものとなる。
さらに、もう1つのホテルが高さ56メートル・地上13階・地下1階で建設される予定である。この660室のホテルには、茶道などの文化体験ができるスタジオを備え、日本の伝統文化と現代的なラグジュアリーを融合させる。
建設は2024年4月に起工式で正式に開始され、用地整備は2023年末から行われていた。リゾートは2030年の完成を予定しており、完成時には3つの異なるホテルブランドで合計2,500室の客室を提供し、MICEおよび観光用のスペースが730,000平方フィートに達する予定である。これにより、大阪および日本の文化・観光の魅力を紹介する場となる。
MGM-オリックスのコンソーシアムは、MGMリゾーツとオリックスがそれぞれ約40%の持分を保有し、残りは22の少数株主が占める形となる。日本での運営を監督するため、MGMは昨年、ラスベガスで豊富な経験を持つスティーブ・ザネラ氏を日本オペレーションの社長兼COOに任命した。
MGM大阪は、夢洲をラグジュアリー宿泊施設、大規模カジノ施設、文化体験、ビジネス会場を備えた主要な観光・エンターテインメント拠点へと変貌させることが期待されている。これらの要素を統合することで、リゾートはレジャー観光客とビジネス旅行者の双方に対応し、日本の新興統合型リゾートの旗艦事例としての地位を確立することを目指す。
日本ではオンラインカジノの利用は依然として禁止されているが、デジタルエンターテインメントに興味を持つ海外のユーザーは、実際の賭け金なしで遊べる無料カジノゲームのプラットフォームを利用することができる。
第2のIR計画が進行中
大阪のライセンス取得に続き、2027年5月6日から11月5日までの期間で新たな申請受付が予定されており、地方自治体が民間事業者と提携して追加のIR開発計画を提出できる。この次のラウンドには北海道や長崎などの地域が参加すると広く予想されている。統合型リゾート法に基づき、日本全国で最大3つの統合型リゾートが承認される可能性がある。
日本のギャンブルに対する姿勢は依然として厳格に規制されている。統合型リゾート内の物理的カジノは厳格なルールの下で合法化されているが、オンラインカジノの運営は依然禁止されており、日本国内のライセンスを持つオンラインカジノには日本国民はアクセスできない。
一部の議員や業界関係者は、海外のオンライン賭博やスポーツベッティングへの関心が高まる中で、将来的な規制導入の可能性について議論しているが、正式な法的枠組みはまだ制定されていない。
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