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リゾーツ・ワールド・ラスベガス、新たなRICO訴訟に直面

Neha Soni
執筆者 Neha Soni
翻訳者 Hanako Takagi

ネバダ州で新たに提起された連邦訴訟により、前社長スコット・シベラや著名ラスベガス弁護士デヴィッド・チェスノフを含むリゾーツ・ワールド・ラスベガス(RWLV)の現・元幹部が、組織犯罪対策法(RICO)違反の疑いで告発された。総額43億ドルのストリップ沿いのリゾートに関して長年続く犯罪行為の疑惑が、さらにエスカレートする形となった。ネバダ・カレントが報じたところによれば、訴状は、リゾーツ・ワールドおよび親会社ゲンティン・ベラッドが、2021年の開業以来「腐敗した犯罪企業」を運営していたと主張している。

この訴訟は、ハイステークスギャンブラーのロバート(“R.J.”)チプリアーニとビジネスマンのジェームズ・ラッセルによって、12月3日(水)に提出されたもので、リゾーツ・ワールドが規制上の管理を無視し、既知の犯罪者がカジノを通じて不正資金を洗浄できるようにする「意図的なビジネス戦略」を採用していたと主張している。原告らは、同リゾートが正当なゲーミング事業を行っていたのではなく、「禁止された客から収益を最大化するために構築された犯罪企業」を運営していたと述べている。

シベラ氏とチェスノフ氏への告発

訴状によれば、チェスノフ氏はかつてリゾーツ・ワールドのラウンジの共同経営者であり、「既知の犯罪者や禁止対象者」の代理で出資の仲介・偽装を行い、その過程でシベラ氏の承認を得ていたとされる。両者はこうしたビジネス関係から経済的利益を得ており、その影響力を使ってマネーロンダリングやその他の違法行為を容易にしていたと訴えられている。

ラスベガス・ストリップ沿いのホテル(出典:リゾーツ・ワールド・ラスベガス)

リゾーツ・ワールドの広報担当者はネバダ・カレントへの声明で、これらの主張を否定し、この訴訟は「古い事案の焼き直し」であり、「金銭的利益を狙った否定的な注目を集めるための新たな試みだ」と述べた。「当社は、この根拠のない訴えに対して断固として争う」と広報担当者は加えた。

チプリアーニを巡る争いに関連する2件目の訴訟

この訴訟は、チプリアーニ氏がシベラ氏およびリゾーツ・ワールドに対して起こした2件目のものだ。前の連邦訴訟はミランダ・ドゥ連邦地裁判事によって却下されたが、第9巡回控訴裁判所が昨年差し戻しを命じた。ただし、シベラ氏はその後被告から外されている。

最新の訴状では、シベラ氏とチェスノフ氏が2021年にチプリアーニ氏をカジノから追放するため、虚偽逮捕を仕組み、イカサマ容疑を捏造したと主張している。これは同氏がリゾート内での犯罪活動の懸念を報告した後、口封じを図るためだったとしている。

過去にも連邦当局が調査

ネバダ・カレントは2023年、カリフォルニア中部地区の連邦当局が、リゾーツ・ワールド・ラスベガス、MGMグランド、そして両施設で社長を務めていたシベラ氏に関連する疑惑を調査していたと報じていた。リゾーツ・ワールドは後に、内部規定違反でシベラ氏を解雇した。シベラ氏はその後、MGMグランド在任中のマネーロンダリング規制違反を認め、ネバダ州のゲーミングライセンスも失った。

同リゾートはまた、違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤーとダミアン・ルフォーブスに、収入証明なしでギャンブルを許可したとして、ネバダ州ゲーミング規制当局から1,050万ドルの罰金を科されている。両名はリゾートで合計2,400万ドルを失った後、マネーロンダリングと違法ブックメイキングで有罪を認めている。連邦検察は、リゾーツ・ワールドに対する想定される罰則について、まだ正式な訴追や制裁を下していない。

ニューヨークでのカジノ入札への影響

これらの疑惑は、ゲンティン傘下の同リゾートにとって微妙な時期に浮上した。同社は、ニューヨーク市で運営する電子ゲーミング施設を、完全なカジノへ格上げする許可を求めている。11月には、リゾーツ・ワールド・ニューヨークシティ(RWNYC)が、ニューヨーク州の商業カジノライセンスの取得を条件に、4年間で25億ドルを大都市交通局(MTA)に拠出する計画を提案した。

今週初め、ニューヨーク州ゲーミング施設ロケーション委員会(GFLB)は、リゾーツ・ワールドをライセンス取得に向けて進む3つのラスベガス系オペレーターの1つとして推奨した。しかし同委員会は、過去の懲罰措置について十分に開示していないとして、評価において考慮すべき「懸念すべき透明性の欠如」を指摘した。

原告:カジノとギャンブラーの関係で1,000万ドルの損失

共同原告のジェームズ・ラッセル氏は、カジノがギャンブラーのブランドン・サトラーへの1,000万ドルの貸付金による損失を可能にしたと主張している。訴状ではサトラー氏を「企業の一員」と形容しており、同氏のAV(音響・映像)企業はリゾーツ・ワールドと取引があった。サトラー氏は現在、ラッセル氏を含む投資家から700万ドルをだまし取ったとして服役中である。

リゾーツ・ワールドの経営再編

今回の訴訟は、リゾーツ・ワールド・ラスベガスがガバナンス強化と規制当局の信頼回復を図る中での大規模な経営再編の最中に提起された。

11月には、元ネバダ州知事のブライアン・サンドバル氏が、ジム・マーレン氏に代わる新たな取締役会議長に指名された(マーレン氏は名誉会長に移行)。サンドバル氏はかつてネバダ州司法長官、ネバダ州ゲーミング委員、そして現在はネバダ大学リノ校の学長を務めている。

これに先立ち、コンプライアンスおよび運営監督を強化するため、ジェニファー・ロバーツ氏(最高コンプライアンス責任者)、グレッグ・シュルマン氏(国際マーケティング担当エグゼクティブVP)、カルロス・カストロ氏(COO兼CFO)などの幹部が相次いで起用された。また9月にはルー・ドーン氏が最高法務責任者に、エリザベス・トランキナ氏がゼネラルカウンセルとして就任している。

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