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インド、eスポーツおよびオンラインゲームを規制する新たな規則案を策定

Anchal Verma
執筆者 Anchal Verma
翻訳者 Hanako Takagi

インドの電子情報技術省(MeitY)は、オンラインゲームを規制するための草案規則を発表し、実質的な金銭取引を伴うゲームの最近の禁止措置から大きく方向転換した。公募中のこの提案枠組みは、実質的な金銭取引を伴うゲーム、eスポーツ、ソーシャルゲームを区別することで、インドで急成長するゲームエコシステムを制度化することを目的としている。

オンラインゲーム庁が登録手続きを監督

草案規則の中核となるのは、デリー首都圏(NCR)に本部を置く「インド・オンラインゲーム庁(Online Gaming Authority of India)」の設立である。この新機関は、ゲームが金銭取引を伴うゲーム、eスポーツ、またはソーシャルゲームのいずれに分類されるかを判断する役割を担う。分類が完了した後、各プラットフォームは当庁への登録を義務付けられる。

同庁には、情報放送省、青年・スポーツ省、金融サービス省、技術関連省庁の上級代表者が参加する予定であり、その役割は登録から規則遵守の監視まで幅広く及び、各プラットフォームが定められたルールに従って運営されていることを確保する。

eスポーツを競技カテゴリーとして正式認定

大きな一歩として、草案はeスポーツを青年・スポーツ省の下で認められた競技カテゴリーとして正式に制度化した。この正式な認定により、eスポーツは従来のスポーツと同等の地位を得ることとなる。業界関係者はこの動きを歓迎しており、eスポーツ分野に体系的な枠組みと可視性をもたらすものだと評価している。

出典:NODWIN Gaming

STANの共同創業者兼CEOであるパース・チャーダ氏は、「PROG法の下で草案規則が発表されたことは、インドのゲーム業界にとって非常に前向きな一歩です。ソーシャルゲームプラットフォームにとって、これらの規則は待望の規制上の明確性をもたらします。自主登録の枠組み、“オンラインマネーゲーム”と“ソーシャルゲーム”の定義の明確化、そして体系的な苦情処理メカニズム——これらすべてが、私たちのような事業者が円滑に運営するうえで大きな助けとなります」と述べた。

プラットフォームの登録要件

提案された規則の下では、すべてのeスポーツおよびソーシャルゲーム事業者に対し、各ゲームの詳細情報を登録することが義務付けられる。これには、ゲームの収益モデル、年齢制限、データ保護の取り組み、安全機能などが含まれる。プラットフォームは、利用者および規制当局に対して透明性を確保するため、これらの情報を公開する必要がある。

この枠組みは、ユーザー認証やペアレンタルコントロール(保護者による管理)システムの導入を企業に義務付けることで、責任あるゲーム利用を促進することを目的としている。これらの措置は、未成年者の参加や過度なプレイに伴うリスクを軽減するために設計されている。

多層的な苦情処理システム

草案では、ユーザーからの苦情に対応するための三段階の苦情処理メカニズムが導入されている。第一段階はゲーム会社が社内で対応し、ユーザーがその結果に満足しない場合は、苦情上訴委員会(Grievance Appellate Committee)に問題をエスカレーションできる。最終的な上訴先は「インド・オンラインゲーム庁(Online Gaming Authority of India)」となる。

このシステムは、苦情処理プロセスをより効率的かつ利用しやすくすることを目的としている。また、この枠組みには、規則に違反したプラットフォームに対して、停止や禁止といった罰則を科すことも盛り込まれている。

実質的な金銭取引を伴うゲームの禁止は継続

政府は金銭取引を伴うゲームの禁止措置を維持しているものの、新たな草案は、全面的な禁止から規制重視へと政策の方向性が大きく転換したことを示している。現在の焦点は、スキルベースと運要素ベースの活動を区別しながら、体系的で透明性があり、説明責任を伴うゲームエコシステムを構築することにある。

政府は、健全な形でのデジタルプレイを促進することで、ユーザーを金銭的・社会的なリスクから保護しつつ、イノベーションの推進を目指している。

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