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日本の次期IRラウンド、愛知と北海道で具体化

Rajashree Seal
執筆者 Rajashree Seal
翻訳者 Hanako Takagi

日本の各都道府県は、次回の統合型リゾート(IR)ライセンス申請ラウンドに向けた準備を進めており、愛知県はカジノリゾート候補に関する提案依頼(RFP)プロセスを延長する一方、北海道は将来の申請に向けた基礎となり得る政策枠組み案を前進させている。

これらの動きは、日本における次回IR申請期間(2027年5月6日から2027年11月5日まで)を前にしたものだ。この期間には、都道府県および政令指定都市が最大2件の残りカジノリゾートライセンスを巡って競争することになる。

愛知県、RFPスケジュールを見直し―参加希望者からの要請を受けて

愛知県は、中部国際空港島におけるカジノを含む統合型リゾート(IR)計画に関する提案依頼(RFP)プロセスにおいて、主要な期限を後ろ倒しした。

県は6月17日(水)、複数の参加予定事業者から事業の実現可能性を評価するための追加期間を求める要請があったことを受け、スケジュールを修正したと発表した。

新たなスケジュールでは、参加表明の提出期限は7月31日から9月30日へ延長された。また、事業者との競争的対話フェーズは当初予定の今年9月終了から来冬まで継続されることになり、最終提案の提出期限も秋から冬頃へと延期された。

県当局によると、6月17日時点で参加表明はまだ提出されていない。

県は、複数の企業が事業の採算性評価や開発計画の策定により多くの時間を必要としているとして、参加判断の前に追加の検討期間を求めていたと説明した。

今回のスケジュール調整は、愛知県が4月1日にRFPプロセスを正式に開始してから3か月足らずで行われたものだ。この取り組みは、日本の第2回IRライセンスラウンドへの参加に向けた初の正式なステップであり、中部国際空港および愛知スカイエキスポ展示施設に隣接する開発計画に対する民間パートナーの選定を目的としている。

北海道、統合型リゾート政策枠組みの草案を公表

愛知県が事業者選定段階を進める一方で、北海道は統合型リゾート(IR)政策枠組みの暫定草案を公表し、将来のIRプロジェクトの目的や方向性を示す一方で、最終的に申請を行うかどうかについては判断を留保している。

「北海道におけるIRの基本的な考え方」と題されたこの文書は、北海道議会の委員会に前日提示された後、火曜日に公表された。

この草案は、鈴木直道知事が北海道として国にIR区域整備計画を提出すべきかどうかを判断するための基礎資料となることを目的としている。

文書によると、統合型リゾートは観光需要を喚起し、道内全体の来訪者消費を増加させ、より広範な経済効果を生み出すほか、カジノ関連収益を通じて社会福祉や文化事業への財源を提供するとされている。

提案されたビジョンでは、北海道IRは日本国内および海外市場をつなぐ国際的なゲートウェイとして位置づけられている。また、地域産業の支援や公共サービスの充実、文化的提供の拡充を通じて、住民の生活の質向上にも寄与することが目指されている。

草案では特に、北海道の自然環境、食資源、文化、地域観光資源がリゾート構想の中核要素として強調されている。

さらに、将来のIRは持続可能性を重視し、カジノ依存への過度な依存を抑制し、高度な技術の導入、ギャンブル依存症やマネーロンダリングなどの社会的影響への対策を含むべきだとしている。

政策枠組みでは、非ゲーミング施設が持続的な来訪需要を生み出し、単独でも収益性を確保することが求められる一方、カジノ収益は再投資や社会的取り組みに活用されるとされている。

北海道における広範な見直しの最新段階

今回の政策草案の公表は、北海道で進行中のカジノリゾート構想に関する継続的な評価プロセスにおける最新段階を示している。今年初め、道は統合型リゾート(IR)の実現可能性に関する調査を目的とした入札を実施し、観光需要、経済効果、インフラ要件、地域開発に関する課題などを対象とした研究を進めた。

その後の道庁内の議論では、「北海道型IR」という概念が示され、北海道の基本方針を2026年秋までに決定するためのスケジュールが設定された。

今回の草案はそのプロセスに沿ったものであり、北海道が2027年のライセンス申請ラウンドに参加するかどうかの最終判断に資することを目的としている。

文書では、北海道が2019年にIR政策を採用して以降、取り巻く環境が大きく変化したことが指摘されている。当時、北海道はカジノリゾート誘致に関心を示していたものの、その後同年中に初回ライセンスラウンド前に撤回している。

また、今回の草案は将来のリゾートに関する詳細な構想を示している一方で、最終的にIR申請を行うべきかについては明確な判断を示していない。さらに、候補となる自治体についても言及していない。

この点の欠如は地元メディアでも注目されており、過去の議論では苫小牧市が北海道における有力候補地と見なされていた。

道は政策確定前に複数の課題について追加検討が必要だとしており、北海道IRの全体的な方向性、ギャンブル依存症対策の有効性、そしてこうした開発が地域課題の解決にどのように寄与し得るかが検討事項となっている。

今後はIR事業者、関連企業、道内自治体へのヒアリングが予定されている。最終的な政策案は9月に道議会へ提出される見込みであり、北海道としての基本的な立場は10月に確定される予定である。

2027年申請ウィンドウに焦点が移る

今回の一連の動きは、愛知県と北海道それぞれにおける統合型リゾート(IR)構想の次の段階を示しており、両地域とも評価および計画プロセスを継続している。

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