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タイ、スポーツ政策の転換に伴い新たなポーカールールを明確化

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

タイ政府は、ポーカーがスポーツに再分類されたことを受けて、その立場を明確にしました。当局はポーカーが厳格に管理され、特定の条件下でのみプレイが許可されると述べています。バンコク・ポスト紙によれば、観光・スポーツ省はポーカーをギャンブル活動として合法化するのではなく、正式に「マインドスポーツ(頭脳スポーツ)」として認め、認可された協会の監督下に置くと説明しました。

観光・スポーツ大臣のソラウォン・ティエントーン氏は、今回の変更はタイスポーツ庁(SAT)が主導し、同国のスポーツツーリズム振興の一環であると述べました。SATは既に理事会レベルでポーカーのスポーツ分類を承認していますが、公式手続きとしては「ポーカースポーツ協会」の設立やデモンストレーションイベントの開催がまだ進行中です。

内務大臣兼暫定首相のプムタム・ウェチャヤチャイ氏は7月30日付で内務省令第2253/2568号に署名し、1958年から続いていたポーカー全面禁止の指令を事実上撤回しました。この省令によりポーカーは管理された条件下でのプレイが認められますが、依然として「ギャンブル法」のカテゴリーBに属し、政府の許可が必要です。

法的に認められた管理条件下でのプレイ

当局は、ポーカーはまだ設立されていないポーカースポーツ協会を通じて開催される公式なイベントでのみプレイが許されると強調しました。協会が稼働し公式ルールが整備されるまでは、カジュアルな私的ゲームは一切認められません。イベントは賭けを伴わない純粋な競技として実施され、法的枠組みのもとで運営される必要があります。

ソラウォン大臣は、政府はタイ国内でのギャンブルの促進や拡大を目指しているわけではないと断言しました。むしろ、ポーカーを国際的にスポーツとして認められているeスポーツと同様に扱い、アジア大会やオリンピックのような大規模スポーツイベントに統合されている例にならう形で運営していく意向だと述べました。

賭けを伴うイベントや正当な許可なく開催されるものは、引き続きタイの法律で違法ギャンブルと見なされます。また、観光大臣は今回の分類はギャンブル規制の変更ではなく、公式スポーツ統治のチャネルを通じて処理されているため、一般向けの意見募集(パブリックコメント)は不要だと説明しました。

法的・規制の経緯

この方針転換は、7月23日にSATがポーカーを正式にスポーツとして認めたことに続くものです。SATはポーカーの世界的な人気と、「戦略的思考」や「心理的洞察力」などのスキルに基づく特徴を評価して決定したと述べています。

新たな地位への準備として、観光・スポーツ省は今年初めに世界ポーカーツアー(WPT)と提携し、タイ初のプロフェッショナルなポーカーディーラートレーニングプログラムを開始しました。5月にバンコクで開催された5日間の研修には100名が参加し、大会運営や技術スキル、トラブル対処法などを学びました。修了者はWPTのディーラーネットワークに参加できる資格を得ており、今後のイベント開催を支える人材の基盤となります。

ギャンブル自由化との関連否定

バンコク・ポストによると、当局は今回のポリシーが政府主導の娯楽複合施設計画やカジノ法案などの広範なギャンブル自由化策と結びついているとの憶測を否定しました。ソラウォン大臣は、違法ギャンブルは依然として刑事犯罪であり、現在の方針はあくまで「規制されたスポーツとしてのポーカー」に限定されていると強調しています。

ギャンブル依存症や政策悪用への懸念には理解を示しつつも、厳格な法的管理と監督が行われると述べました。ポーカートーナメントの恒久的枠組みを作るための委員会も設置され、全てのイベントは関連法規に準拠していることを確認するため政府の許可を得る必要があります。

この決定は、ブリッジなど他の技術系カードゲームにも公式認定の道を開く前例になる可能性があると専門家は指摘しています。

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