Skip to content

アルゼンチンのベッタープロフィール:若年層プレイヤーが市場を牽引

Julia Moura
執筆者 Julia Moura
翻訳者 Hanako Takagi

アルゼンチンのオンラインベッティング市場は成長を続けており、一部の面では成熟の兆しも見え始めています。Blask が収集した最新データは、アルゼンチンのベッターの興味深いプロフィールを浮き彫りにしており、主要年齢層から利用される主な商品、プレイ動機、人気のカジノタイトルまでを示しています。

2025年10月に更新されたこの調査によると、アルゼンチンのゲーム市場は引き続き若年層ユーザーによって牽引されており、デジタル行動が明確で、iGaming プラットフォーム内での消費もますます多様化しています。同時に、エンターテインメント、金銭的利益の追求、利便性といった要素が、この体験の中核的な柱として浮かび上がっています。

若年層が市場を支配

データによれば、アルゼンチンのオンラインベッターの多くは 25~34 歳に集中しており、全体の約 35% を占めます。次いで 18~24 歳が 30% を占め、市場がアプリ、デジタル決済、リアルタイムのスポーツコンテンツに精通した高接続層によって動かされていることを裏付けています。

35~44 歳は 20%、45~54 歳は 15% と、年齢層が上がるにつれて参加率は徐々に低下します。この若年層の比率の高さは、ベッティングブランドの獲得チャネルとしてソーシャルメディアやオンライン検索の存在感が強い理由の一つです。

ギャンブル行動に伴うリスクの分析では、ベッターの約 40% が問題のないギャンブラー、35% が低リスク、20% が中リスク、そして 5% が問題ギャンブラーと分類されました。少数派ではあるものの、このグループは規制の注目や責任あるギャンブル施策の対象となり続けています。

出典:Blask

ベッターの多くは中所得層

年間収入に関して、アルゼンチンのプレイヤーのプロフィールは中所得層が中心であることを示しています。最も多いのは年間 300万~500万アルゼンチンペソ(約 2,160~3,600 米ドル)で、全体の約 25% を占めます。次に多いのは年間 500万~700万ペソ(約 3,600~5,040 米ドル)で 20% です。

低所得層も一定の割合を占めており、年間 150万~300万アルゼンチンペソ(約 1,080~2,160 米ドル)が 15%、これ未満が 8% です。高所得層は少数であり、アルゼンチンにおける iGaming が人気かつ比較的手軽に楽しめる娯楽であることを示しています。なお、回答者の 11% は収入を非公開としています。

アルゼンチン人がオンラインでスポーツに賭ける主な動機として、半数の参加者が「金銭を稼ぐこと」を挙げています。次いで「暇つぶしとしてベッティングを行うこと」が 40% で続きます。

ベッティング自体の楽しみも重要な動機となっており、35% のユーザーが挙げています。次いでアドレナリンを求める動機が 30%、趣味としての認識が 25% です。その他の動機には、友人や家族と一緒にプレイすることや、デジタル環境による匿名性の確保も含まれます。

これらのデータを踏まえると、オンラインベッティングは依然として一部のユーザーにとって金銭的利益を得る機会と見なされています。金銭的動機は関心を引く重要な要素ですが、専門家は、非現実的な期待が場合によってはリスク行動につながることがあると指摘しています。

一方、カジノゲームに関しては、金銭的動機が依然として最も多く、ユーザーの 60% が挙げています。約 40% はプレイ自体の楽しみ(エンターテインメント)のために賭け、35% はスピンのスリルを求め、30% はリラックス手段としてゲームを楽しんでいます。また、自宅で手軽にプレイできる利便性も重要な要素として、25% の回答者が挙げています。

アルゼンチン国内でのオンラインベッティングへの関心の高まりは、iGaming への関与度の推移を測る指標である Blask Index(ブラスク・インデックス) にも表れています。下のグラフはアルゼンチンにおける成長傾向を示しており、現地市場の拡大と定着の段階が進行中であることを裏付けています。

サッカーがベッティングの主要な原動力

プラットフォーム上で利用される商品を見ると、伝統的なスポーツが圧倒的に人気です。約 70% のプレイヤーがサッカーやバスケットボールに賭けており、地域でこれらのスポーツが非常に人気であることを考えれば、驚くべきことではありません。

次に人気が高いのは宝くじで 40%、続いてライブカジノが 35%、スロットなどの即時勝利ゲームが 30% です。ポーカーやラミーは 25%、eスポーツおよびバーチャルスポーツ(試合シミュレーション)はそれぞれ 20% と 15% と、参加率は低めです。

グローバルで eスポーツが成長しているにもかかわらず、データはアルゼンチン市場が依然として従来型スポーツ、特にサッカーに強く影響されており、トラフィックと収益の主要な原動力であり続けていることを示しています。

Source: Blask.

ソーシャルメディアがブランド接点を牽引

調査で注目すべきもう一つの点は、オペレーターとプレイヤーの関係におけるマーケティングチャネルの役割です。ソーシャルメディアは主要な接点として半数のユーザーに挙げられており、iGaming 内での顧客獲得と維持、ブランド構築、定着の中心的存在であることは新しいことではありません。この重要性は偶然ではなく、Instagram、TikTok、X などのプラットフォームは、エンターテインメントと情報の両方の場として機能し、インフルエンサーやスポーツコンテンツ制作者、ストリーマーがオペレーターの可視性向上を支援しています。さらに、ソーシャルメディアの動的かつ即時性のある形式は、オファー、リアルタイムオッズ、新商品といった要素のプロモーションを容易にし、迅速なエンゲージメントを生み出します。

次に多いのはオンライン検索で 40%、これはアルゼンチンのプレイヤーが登録前に積極的なリサーチ段階を経ていることを示唆しています。ボーナス比較、ブランド評判、出金スピード、ゲームの多様性などが、この意思決定に影響を与える要素です。言い換えれば、SEO 戦略は依然として重要な投資分野です。

友人からの推薦は 30%、テレビ広告はデジタル環境の中でも 25% のユーザーにリーチしています。アプリ通知やスポーツメディアのコンテンツは 20% を占め、国内の獲得ファネルはマルチチャネルでありながら、明確にデジタル志向であることが分かります。特にプッシュ通知は、既に登録済みのユーザーの行動に影響を与え、プラットフォームへの再訪、プロモーションやライブベッティングへの参加を促す可能性があります。

アクセスが多いゲームは単一プロバイダーに集中

アルゼンチンで人気のカジノゲームを見ると、Pragmatic Play(プラグマティック・プレイ) のタイトルが圧倒的に支配的であることが際立っています。最もプレイされている上位 5 タイトルは以下の通りです:

  • Gates of Olympus 
  • Gates of Olympus 1000 
  • Sugar Rush 1000 
  • Sugar Rush 
  • Sweet Bonanza 1000 

ブランドレベルの動向は Blask Index(ブラスク・インデックス) でも確認できます。Pragmatic Play の場合、指標は最近の関心度の低下を示しており、ユーザー行動の変化や現地市場での競争激化を示唆しています。下のグラフは、この傾向の推移を視覚的に示しています。

これらのスロットの成功は、高いボラティリティ、頻繁なボーナス機能、強い視覚的魅力といった要因に関連しています。さらに、多くのタイトルはライブ配信やインフルエンサーのコンテンツを通じて人気を獲得しており、需要を後押ししています。

Blask のデータによると、アルゼンチンの iGaming ユーザーは比較的安定したプロフィールを示しており、若年層でデジタルに精通し、金銭的利益と娯楽の両方に動機づけられ、ソーシャルメディアの影響を強く受けています。同時に、特定のプロバイダーや商品が市場を支配していることから、競争はブランド力、ユーザー体験、効率的な獲得戦略によってますます左右されることが分かります。この状況は隣国でも同様で、ブラジルは iGaming 市場におけるブランド戦略の顕著な例を示しています。

この記事はポルトガル語で 2026 年 3 月 24 日に初出です。

ブラジルは待っていません。あなたも待つ必要はありません。BiS SiGMA 南アメリカが 2026 年 4 月 6~9 日に開催され、18,500 名の参加者と 250 社以上のスポンサーがラテンアメリカのゲーミングの中心地サンパウロに集結します。サンパウロはビーチサイドのサンバ以上の熱気をもたらします。早めに参加してリードするか、後れを取るかはあなた次第です。