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モザンビークで広がるギャンブルブーム、プレイヤー保護への懸念高まる

Garance Limouzy
執筆者 Garance Limouzy
翻訳者 Hanako Takagi

モザンビークでは、特にスポーツベッティングを中心にオンラインギャンブルが急拡大している。オンラインスポーツ専門メディアのトリブナによれば、アフリカの事業者6社が、世界で最もアクセス数の多いギャンブル系ウェブサイト上位20社に名を連ねている。

この成長は、主にナイジェリア、南アフリカ、ケニア、東アフリカのモバイル利用者によって支えられている。モザンビークもこの拡大するデジタル賭博エコシステムの一部である。同国では人口の約4分の1、約800万人がインターネットを利用しており、手軽なモバイルアクセスにより、ギャンブルは多くの若者にとって日常的な行為となっている。こうした環境が、国内ギャンブル産業の収益に大きく寄与している。

ベッティングプラットフォームは、インフルエンサーに高額な報酬を支払い、自社サイトの宣伝を行わせている。事業者はテレビ広告や大量のSMS配信にも多額の費用を投じており、年齢や収入を考慮しないまま、日々数千人に宣伝が届いている。

ギャンブル宣伝への関与を見直すインフルエンサーたち

すべてのインフルエンサーが、ベッティング商品の宣伝に抵抗なく関わり続けているわけではない。インフルエンサーのアンジェロ・ド・ロザリオ氏は、かつてベッティング企業を宣伝していたが、その後、ギャンブルを公然と批判するようになった。彼は、この行為が国内で最も貧しい層に打撃を与えていると考えるに至ったという。

「国家が得る収入は、ギャンブルがもたらす被害に見合っていない」と彼は語った。さらに、ベッティング企業の活動を制限する規制の導入を求めている。こうした姿勢の転換は、ギャンブルの社会的影響に対する不安の高まりを反映している。多くのインフルエンサーは、賭博行動を常態化させる役割について、厳しい目で見られるようになっている。デジタル上の推薦は、繰り返される損失に伴うリスクを覆い隠してしまうことが少なくない。

地域団体、拡大するギャンブル被害に直面

地域保健・環境開発センター(CEDSA)は、ギャンブル依存に苦しむ人々を支援しており、全国で約300人をサポートしている。大学などの教育機関で講演も行い、若者がギャンブルに手を出すのを防ぐことを目的としている。

CEDSAが支援する人々の多くは、深刻な経済的問題を抱えている。「現在支援している人の一人は銀行に勤めていた女性で、2020年にギャンブルを始めて以来、すでに3万1,000ドル以上を失い、職も失いました」と、CEDSAの技術責任者アルリンド・コヴァネ氏は語る。

また、別の利用者は、1日で1,550ドル以上を失い、うつ状態に陥ったという。CEDSAは、多額の負債に苦しむ人々に対し、債務再編や就労に関する助言も行っている。

規制はあるが、執行の弱さが課題

モザンビークには、オンラインギャンブルを規制するルール自体は存在する。事業者は、プレイヤー管理機能をサイト上に設け、支援団体の連絡先を表示し、過度なギャンブルへの警告を掲示する義務がある。

しかしCEDSAは、これらの規則が一貫して守られていないと指摘する。同団体は、連続的な損失を示す利用者を自動的に排除する仕組みなど、より強力なプレイヤー保護策を求めている。また、若者を対象とした啓発キャンペーンの実施も提案している。

不平等と失業がリスクの高い賭博行動を助長

ゲーム総監督庁(IGJ)によれば、モザンビークには30のベッティング事業者が存在し、そのうち21社が営業中、9社が免許待ちの状態にある。副監督官のマカリオ・グッセ氏は、多くの事業者が外国資本であると述べたが、国内企業の関与も一部にあるという。

ベッティング企業が今年納めた直接税収は約1,700万ドルで、昨年の約1,800万ドルとほぼ同水準だった。社会学者のヴァスコ・アダオン氏は、ギャンブルを、根深い不平等や社会的包摂の不足と結び付けて捉えている。

「多くの若者が家族の貯蓄や非公式な収入、さらには借金までしてギャンブルを続け、損失と取り戻そうとする行為の悪循環に陥っている」と彼は語った。臨床心理学者のマリオ・ングレレ氏は、弱い立場にあるプレイヤーの歪んだ期待を指摘し、「勝てるかもしれないという希望が、長期的な結果を見えなくしている」と述べた。

個人の体験が示す、限られた経済的選択肢

マプト市内の賭博店周辺では、オフラインでの利用も依然として一般的で、スマートフォンを持たない人でも代理人を通じてオンライン賭博に参加できる。24歳のザカリアス・マテ氏もその一人だ。

「お金を少しでも勝って、商売を始めたい。仕事もなく、安定した収入源もないから」と彼は語る。こうした声は、失業がギャンブル参加を後押ししている現実を浮き彫りにしている。多くの人にとって、賭博は手の届く収入源の代替手段に見えている。

ナイジェリアから学べる教訓

ナイジェリアは、モザンビークが手本とし得る規制面および社会的対応を示している。ギャンブルポーズ・イニシアチブ・アフリカは、全国規模で責任あるギャンブルの実践を推進している。

創設者のラディポ・アビオセ・アコラデ氏は、自身の実体験に基づいてこの取り組みを行っている。「ナイジェリアではギャンブルに対するスティグマが非常に現実的に存在します。それは観察からだけでなく、私自身の経験から分かることです」とラディポ氏は説明する。「私自身がギャンブルにのめり込んだ時期を振り返ると、その苦しみがいかに声を上げにくいものかをすぐに実感しました」

ギャンブルポーズは、早期介入と若者への教育を最優先にしている。同団体のデータによれば、現在支援している人々の70%が、非常に若い年齢でギャンブルを始めていたという。「実際、私たちが治療している人の約70%は、かなり若い頃からギャンブルを始めています」とラディポ氏は述べている。

ナイジェリア初の無料ギャンブル更生センターは、ヤバ地区で運営されている。「ヤバにナイジェリア初の無料ギャンブル更生センターを開設できたことは、私たちにとって大きな節目でした」とラディポ氏は語っている。

モザンビークに求められる規制強化

モザンビークでは、ギャンブル参加の拡大と保護策の不足が同時に進んでいる。より厳格な執行、早期教育、デジタル上の安全対策は、ますます喫緊の課題となっている。

ナイジェリアの経験は、予防、思いやり、規制が両立し得ることを示している。モザンビークにとって、収益と社会的保護のバランスを取ることは、もはや避けられない課題となっている。

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