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サンズ・チャイナ、2024年第4四半期の収益増加を報告

Prabhat Gupta
執筆者 Prabhat Gupta
翻訳者 Hanako Takagi

サンズ・チャイナ・リミテッドは、1月28日に香港取引所(HKEX)に提出した決算発表資料において、前年同四半期と比べて第4四半期の売上高および利息・税金・減価償却前利益(EBITDA)が増加したと報告した。

マカオ事業に特化した同カジノ運営会社によると、12月31日までの3か月間の連結純収益は20億5,000万米ドルとなり、前年同期比で16.4%の増加となった。一方、当四半期の純利益は2億1,300万米ドルで、前年第4四半期の2億3,700万米ドルから減少した。

当四半期の調整後物件EBITDAは6億800万米ドルとなり、2024年の同期間の5億7,100万米ドルから6.5%の増加となった。2025年通期の調整後物件EBITDAは23億1,000万米ドルで、2024年の23億3,000万米ドルをやや下回った一方、通期売上高は74億4,000万米ドルに達した。

決算開示と規制上の背景

これらの決算は、ラスベガス・サンズ社のグループ全体の第4四半期決算と同時に公表され、同日に実施された決算説明会でも議論された。サンズ・チャイナは、ラスベガス・サンズのマカオにおける主要子会社であり、マカオのゲーミング規制制度の下でカジノ・コンセッションを保有している。

サンズ・チャイナは、ザ・ベネチアン・マカオ、ザ・パリジャン・マカオ、ザ・ロンドナー・マカオ、サンズ・マカオ、ザ・プラザ・マカオを含む5つの統合型リゾート施設をマカオで運営している。同地域のカジノゲーミングは、博彩監察協調局(DICJ)によって規制されており、コンセッション事業者は2022年に再入札・更新された10年契約のライセンスの下で事業を行っている。

コンセッション事業者は、HKEXのような公認の開示チャネルを通じて、財務情報および重要情報を開示する義務を負っている。今回の第4四半期の提出は、サンズ・チャイナの通常の開示スケジュールおよび、米国におけるラスベガス・サンズ社の市場開示日程に沿ったものである。

マカオ。(出典:Canva)

経営陣のコメントとグループ体制

決算説明会では、マカオにおける四半期の業績および事業環境について、経営陣から言及があった。ラスベガス・サンズ社の社長兼最高執行責任者(COO)であるパトリック・デュモン氏、サンズ・チャイナの社長兼最高経営責任者(CEO)であるグラント・チュム氏、そして当時ラスベガス・サンズの会長兼CEOを務めていたロブ・ゴールドスタイン氏が説明会に登壇した。

決算資料によれば、サンズ・チャイナの調整後物件EBITDAは、マカオにおけるカジノ運営実績を基に、営業費用や所定の調整項目を反映した数値である。通期決算では、売上高が増加したにもかかわらず、調整後物件EBITDAが前年からわずかに減少しており、この変動について具体的な運営上または市場要因に関する説明は示されていない。

サンズ・チャイナの財務開示は、マカオのコンセッション事業者全体に共通する報告サイクルの一部であり、各社は現地のゲーミング規制および情報開示基準への順守が求められている。マカオのゲーミング市場は、引き続きDICJの監督下にあり、コンセッション条件、ゲーミング運営、法令順守などが監視されている。

経営体制の移行を確認

財務データに加え、決算資料ではラスベガス・サンズ社における経営体制の移行も確認された。ゴールドスタイン氏は退任予定であり、後任としてデュモン氏が同社の会長兼CEOに就任することが明らかにされた。移行プロセスの詳細については、追加情報は示されていない。

ラスベガス・サンズ社は、ラスベガスの資産売却後、米国内でのカジノ運営は行っておらず、主な事業拠点はマカオとシンガポールに置かれている。サンズ・チャイナは、世界有数の総ゲーミング収益規模を誇るマカオ市場において、同グループの中核的な事業基盤となっている。

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