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調査:アメリカ人の大多数が予測市場をギャンブルと認識

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

アメリカ・ボーイズ・アンド・メン研究所(AIBM)と市場調査会社イプソス(Ipsos)が共同で実施した最新の世論調査によると、アメリカ人の10人中6人が、予測市場は投資というよりもギャンブルに近いと考えている。

調査では、アメリカ人の61%が、予測市場におけるイベント契約の購入を投資よりもギャンブルに近いものと捉えており、これらのプラットフォームの仕組みと実際の理解との間に明確な認識のギャップが存在することが示された。

予測市場は、選挙結果やスポーツイベントなど、現実世界の結果に基づく契約を取引することを可能にするものである。連邦レベルでは金融商品として規制されているが、世論はそれを異なる視点で見ていることを示唆している。

本調査は「大多数のアメリカ人(91%)および若年男性(88%)が、予測市場におけるイベント契約の購入を、暗号資産への投資やスポーツベットと同程度に金融リスクが高いと見なしている」と指摘している。

(出典:アメリカ・ボーイズ・アンド・メン研究所)

急速な成長にもかかわらず認知度は依然として低い

市場活動が拡大しているにもかかわらず、予測市場に対する一般の認知度は依然として限定的である。報告書によると、予測市場に「よく知っている」または「ある程度知っている」と回答したアメリカ人はわずか21%であり、オンライン・スポーツベッティングの35%と比べても低い。

18歳から24歳の男性では認知度はやや高いものの、それでも29%と3割未満にとどまっている。利用状況も同様の傾向を示しており、「大多数のアメリカ人は積極的にスポーツベットや予測市場を利用していないが、利用は若年男性に大きく集中している」と報告されている。

過去6か月間では、若年男性の26%がスポーツベッティング、デイリーファンタジースポーツ、予測市場、その他のギャンブルプラットフォームのいずれかを利用したと回答しており、一般全体の14%と比べて高い割合となっている。

予測市場の利用者に限ると、その動機は分かれている。「予測市場の利用者の半数は娯楽を主な理由として挙げ、41%は主に収益を得るために利用している」と報告書は述べている。

禁止ではなく監督を求める世論

この世論調査は、アメリカ人が新たな枠組みを設けるよりも、既存の制度内で予測市場を規制することを好む傾向にあることを示している。回答者は、新しい制度を創設するよりも、既存の規制区分に組み入れることを明確に支持している。

調査回答者の多数は、ギャンブルに準じた規制(59%)または金融投資に準じた規制(52%)を支持しており、完全に新しいルールを支持するのは37%にとどまった。一方で、まったく規制を行わないことを支持するのはわずか6%であった。

また、公平性や市場の健全性に対する懸念も浮き彫りとなった。報告書は「非公開情報を持つ個人が不当に利益を得ることを防げると信頼しているのは、回答者のわずか9%、予測市場の利用者でも27%に過ぎない」と指摘している。

さらに、「一般市民は予測市場の禁止を求めているわけではないが、大多数は何らかの監督を求めている」としつつも、どの規制が最も適切かについては多くの回答者が判断に迷っていると付け加えている。

予測市場に社会的価値を見出す人は少数

予測市場の社会的影響に対する評価は、否定的または不確実なものが大半を占めている。報告書によると、「予測市場が社会にとって有益であると考えるアメリカ人はわずか4%、若年男性でも7%にとどまる」。

比較として、オンライン・スポーツベッティングについて同様に肯定的に評価した割合は3%に過ぎなかった。一方で、これらの活動を有害と捉える回答者はより多く、判断を保留する層も多かった。

AIBMの調査結果は、ギャンブル関連商品に対するより広範な不安を示している。報告書は、アメリカ人が予測市場をリスクが高く、投資よりもギャンブルに近く、社会にとって好ましくないものと見ていることを明らかにしている。

また、こうした見方の背景として、「依存や経済的損失、スポーツの公正性、広告への不満、あるいはその他の要因」が関係している可能性があると指摘している。

専門家は従来のベッティングとの違いを指摘

業界の専門家は、一般の認識が予測市場の実態を十分に反映していないと主張している。フォーサイト・ベンチャーズ(Foresight Ventures)の投資パートナーであるアリス・リー(Alice Li)は、1月にSiGMAニュースの独占インタビューで、予測市場とベッティングの違いは本質的であると強調した。

「スポーツベッティングは主に娯楽志向です。一方、予測市場は情報志向であり、集合知を集約し、現実世界の不確実性に価格を付けるために設計されています」とリーは述べた。「規制当局は取引量の絶対値よりも、市場の質を示す指標に注目すべきです」。

政策決定者は初期段階の判断に直面

報告書は、予測市場が依然として多くのアメリカ人にとって比較的新しい概念であり、意見形成が進行中であると結論づけている。

「予測市場を巡る物語は、まだ大きくは書かれていない」とし、政策立案者や業界関係者には、これらのプラットフォームの進化の方向性を形作る機会があると述べている。

また、オンライン・スポーツベッティングで見られた過去の失敗を繰り返さないよう警告し、「オンライン・スポーツベッティングは、十分な消費者保護の枠組みが整備される前に急速に拡大した」と指摘している。

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