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英国:「実証可能な」コンプライアンスが新たな懸賞抽選の判断基準に

Garance Limouzy
執筆者 Garance Limouzy
翻訳者 Hanako Takagi

英国のオンライン懸賞市場を対象とした政府の自主的な行動規範が、いよいよ実効性を持ち始めている。事業者は現在、無料参加ルートが実際に機能していること、そして消費者保護措置が実務上有効であることを証明するよう求められている。内部監査の専門家であるロバート・ペンフォールド氏は、SiGMA Newsに対し、新たな基準を単なる形式的対応として扱う事業者は、業界が5月20日までに改善を果たせなければ、政府の反発を招く可能性があると語った。

文化・メディア・スポーツ省(DCMS)の委託調査によると、オンライン懸賞はデジタル上の周辺的存在から、年間13億ポンド規模、成人参加者740万人を抱える産業へと成長している。同調査では、この分野がギャンブル行動と非常に近い位置にあることも明らかになった。懸賞参加者の88%が、12か月間に商業ギャンブル商品や宝くじを利用しており、一般成人全体ではその割合は60%にとどまっている。

こうした近接性が理由の一つとなり、政府は2025年11月に「懸賞事業者向け自主的優良実務規範」を公表した。この規範では、年齢確認、支出管理、苦情処理、抽選運営の透明性などに関する期待水準が示されている。署名事業者には、2026年5月20日まで、遅くとも6か月以内にすべての措置を実施することが求められている。

この文書は、新たな法律を制定するものではないと繰り返し明記しているものの、今後の方向性については疑いの余地がない。DCMSは「規範を改訂する権利を留保する」とし、実施や遵守が不十分な場合には「あらゆる選択肢を検討する」と警告している。

期限と新たな監視の始まり

懸賞市場が注目を集めるのは今回が初めてではない。2025年2月、ギャンブル委員会のアンドリュー・ローズ最高経営責任者は、ベッティング・アンド・ゲーミング・カウンシルの年次総会で、この分野の急成長について「大規模な懸賞の成長は非常に顕著だ」と述べた。また、若年層が他の商品へ流れることで、従来型宝くじが競争上の脅威にさらされる可能性についても警告し、「この層にとって魅力が薄れれば、参加シェアが低下するのは当然だ」と語っている。

今回のDCMS規範は、無料参加ルートが存在するために2005年ギャンブル法の全面的な許認可制度に組み込まれていない懸賞を、その枠外にとどめつつも、懸念に対処しようとする試みだ。

それでも、規範の要求は多くの事業者が慣れ親しんできた水準より具体的で厳しい。例えば、懸賞は成人限定とし、「合理的な年齢確認プロセス」を導入すること、またマーケティングは「18歳未満を対象としてはならない」と定めている。

支払いと支出に関しても明確な基準が示されている。クレジットカード決済については、プレイヤー1人あたり月250ポンドを超えて受け付けてはならず、インスタントウィン型の懸賞ではクレジットカード決済自体を一切受け付けてはならない。また、すべてのプレイヤーに月間支出上限を設定するか、プレイヤー自身が上限を設定できる仕組み(0ポンドを含む)を提供することが求められている。

無料参加ルートの実質性についても、規範は明確だ。DCMSは、「支払いによる参加か、通信手段による参加かについて、実質的な選択肢を提供していない場合、実際には支払いが必要とされている可能性がある」と警告している。

方針から実証へ

eGaming Integrityで内部監査責任者を務めるロバート・ペンフォールド氏によれば、この行動規範における最大の難関は、必ずしも表面的なルールそのものではなく、その背後にある意識の転換だという。彼はSiGMA Newsに対し、「最も難しいのは、事業者が非公式な慣行から、構造化された証拠に基づく管理体制へと移行することを求められる部分です」と語った。

年齢確認や本人確認は、その象徴的な例だと彼は指摘する。「多くの懸賞抽選事業者は、これまで自己申告に依存してきました」とペンフォールド氏は述べ、「この規範は、より信頼性の高い認証プロセスへと業界を押し出しています」と説明した。その対応には、顧客導線の再設計、新技術の導入、スタッフの研修などが含まれ、コンバージョン率や顧客体験を維持しながら進める必要がある。

同様の圧力は抽選の公正性にも及んでいるという。「公平性と透明性もまた大きなプレッシャーポイントです」とペンフォールド氏は語り、「抽選の公正性、無作為性、独立した監督体制を実証できるかどうかは、外部の精査を想定していなかった既存プロセスの欠陥を露呈させる可能性があります」と述べた。

彼によれば、規制当局や政治家が求めているのは、管理措置が実際に機能しているという証拠だ。「実証可能なコンプライアンスとは、単に『機能している』と主張することではなく、実務の中でどのように機能しているかを示せることを意味します」と語った。その証拠とは、「日々の業務を反映した構造化された記録や監査証跡」であり、セーフガードが発動された際に、明確なログや追跡可能な意思決定が残されている状態だと彼は説明する。

さらに、第三者による保証の重要性が高まっている点にも言及した。「無作為化ツール、プラットフォームの管理機能、年齢認証システムなどを独立して検証する第三者保証には、大きな価値があります」とペンフォールド氏は述べ、「それによって、管理措置が実務上きちんと検証されているという信頼が得られます」と強調した。

2026年1月下旬、eGaming Integrityは、5月の期限に対応しようとする事業者向けの新たなアドバイザリーサービスを発表した。同社は、この行動規範によって期待の焦点が洗練された文言から日常業務の実態へと移ったとし、「事業者は今や、実際に何をしているのかを示し、それを証明しなければならなくなった」と述べている。

現時点では任意

問題は、業界がこの規範に従わなかった場合に何が起きるかだ。ペンフォールド氏は、このコードは業界が自律的に規制できるかどうかを試すものだと考えている。「参加が広く、基準が実質的に適用されれば、任意のコンプライアンスであっても政府の懸念に非常に効果的に対応できます」と彼は述べた。一方で、率直な警告も添えている。「しかし、この規範が表面的に扱われたり、ごく一部の事業者しか採用しなかったりすれば、実効性がないと見なされるリスクがあります」。

この点が重要なのは、閣僚たちがすでに、より強い措置を取る余地を残しているからだ。DCMSは行動規範の中で、その有効性と遵守状況を定期的に見直すと述べており、実施が不十分な場合には他の選択肢を検討する可能性があることを明確にしている。

ペンフォールド氏は、その先に待ち受ける展開についても率直だった。「状況は明らかです。今は任意ですが、これはすぐに変わる可能性があります。今日のうちに実効性のある監督体制を構築している事業者であれば、明日それが法制化されても慌てずに済むでしょう」。

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