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VGCCC、QuestBetに顧客保護義務違反で罰金

Jenny Ortiz-Bolivar
翻訳者 Hanako Takagi

ビクトリア州ギャンブル・カジノ規制委員会(VGCCC)は、ギャンブル関連の問題行動が明らかに見られる顧客からの賭けを継続的に受け入れたとして、オンラインブックメーカーのQuestBetに80,000オーストラリアドル(44,787ユーロ)の罰金を科しました。

VGCCCの最高経営責任者スージー・ニーラン氏は、QuestBetの行動は同社の運営文化に悪影響を及ぼしていると述べました。「当委員会の調査で、QuestBetはギャンブル被害のリスクが明確な個人を保護するための適切なシステムを整備していなかったことが判明しました。」

「ギャンブル被害の軽減は、すべての事業者、特にブックメーカーに課せられた義務です。顧客の健康状態を監視し、問題行動の兆候を見つけた場合には介入しなければなりません。この重い罰金は、同社が法的かつ道義的義務を果たせなかったことの重大さを示しています」とニーラン氏は語りました。

調査は苦情をきっかけに開始

VGCCCの調査は、QuestBetが数週間にわたり顧客が大金を賭けて負け続けているにもかかわらず介入を行わなかったという苦情を受けて開始されました。

「2023年4月から6月の間に、顧客は追加のクレジットやボーナスベットを求めて20回以上QuestBetに連絡しました。そのうち6回は、大きな損失を経験したと述べています」とニーラン氏は語りました。「これは顧客が困難を抱えている明確なサインでしたが、QuestBetはこれを無視し、むしろ6回中5回でボーナスベットを利用して賭けを続けるよう促していました。」

「結果として、顧客は2か月間で約15,000オーストラリアドル(8,387ユーロ)を失いました」と彼女は付け加えました。

サポート措置の不足

責任あるギャンブルの義務として、ギャンブル事業者のスタッフはギャンブルによる悪影響に直面している顧客を支援しなければなりません。これには、時間や金額の制限を設定・管理するためのツールやリソースの提案、休止、自主的な参加停止(セルフエクスクルージョン)、支援サービスへのアクセスの案内などが含まれます。

「QuestBetはこれらの提案を一切行わず、ビクトリア州ブックメーカー協会の責任あるギャンブル行動規範に違反し、顧客にさらなる苦痛を与えました」とニーラン氏は述べました。

規制当局への対応不足

また、QuestBetはVGCCCからの説明要求や処分回避のための説明依頼に正式に応じなかったことも問題を悪化させました。「当委員会は回答期限の延長を何度も認めましたが、ブックメーカーはそれにもかかわらず正式な回答を提出しませんでした」とニーラン氏は語りました。

VGCCCはプレスリリースで、すべての事業者がギャンブル被害のリスクがある顧客を特定し支援するための効果的なシステムを維持しなければならないことを改めて強調しました。今回の罰金は、法的義務と顧客の健康保護に対する責任をブックメーカーに思い起こさせるものです。

先月、VGCCCはセルフエクスクルージョン中の2名の顧客がウェリビーRSLのゲーミングルームに入場できたことを受けて同施設に罰金を科しました。ニーラン氏は、規制当局がクラブやホテルに対してセルフエクスクルージョン違反で初めて懲戒処分を行った事例であると述べました。委員会によると、セルフエクスクルージョンプログラムは、個人がパブ、クラブ、カジノのギャンブルエリアへの入場を一時的または永久に自主的に禁止する制度です。

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