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マカオのプロモーションがプレミアム・マス層のプレーを押し上げ:報告

Jefferson Mendoza
執筆者 Jefferson Mendoza
翻訳者 Hanako Takagi

マカオのカジノ運営会社はプロモーション活動を強化しており、ウィン・マカオ社はプレミアム・マス層の顧客に対し、BLACKPINKの香港公演の無料チケットを提供している。シティグループは、こうしたキャンペーンは来訪者数とゲーミング活動を押し上げるための包括的な戦略の一環であると指摘しており、複数の地元メディアが報じている。

コンサートが勢いを加速

シティグループが発表した最新の月次マカオ・テーブルゲーム調査は、エンターテインメントイベントがゲーミング行動に与える影響を浮き彫りにしている。BLACKPINK、レイモンド・ラム、ディラン・ワンらの公演を含む、マカオおよび香港での充実したコンサート日程を背景に、プレミアム・マス・ルームでは賭け金の取扱高がより力強く推移している。

シティのアナリストであるジョージ・チョイ氏とティモシー・チャウ氏によれば、急増の要因を単一のイベントに帰することはできないものの、ゲーミングと非ゲーミングを融合させたマカオの提供価値は、中国本土の富裕層消費者に引き続き支持されているという。

新たなゲーミング施設が開業

旧正月を控えた建設工事が続く中でも、ウィン・マカオはBLACKPINKを中核的な集客要素として活用し続けている。一方、サンズ・マカオは、バカラ台28卓を備える「ザ・パール・ルーム」を公開するとともに、旧VIPルームを転用した12卓の新しいマス・ゲーミング・エリアを開設した。

バカラは、VIPおよびプレミアム・マスの両セグメントにおいて、同市の中核となるテーブルゲームである。ザ・パール・ルームの最近の改装は、この形式への継続的な投資を示している。複数の地元メディアによると、2025年第4四半期のVIPバカラの総ゲーミング収益(GGR)は前年比20%増加し、市場シェアは30.7%に上昇した。

(出典:マカオ特別行政区 ゲーミング監察調整局)

「クジラ」プレイヤーの活動が急増

シティは、1月のテーブル調査で前年比72.3%の増加を報告し、1ハンドあたり少なくとも10万香港ドル(1万2,825米ドル)を賭ける「クジラ」28人を確認した。彼らの合計賭け金は810万香港ドル(104万米ドル)で、2025年1月のクジラ24人による470万香港ドル(60万3,000米ドル)から大幅に増加した。「今月のプレイヤー」としては、ギャラクシー・マカオのホライズン・ルームで100万香港ドル(12万8,274米ドル)を賭けたギャンブラーが挙げられた。その他の注目例として、メルコのシティ・オブ・ドリームズで85万香港ドル(10万9,033米ドル)、ウィン・パレスのチェアマンズ・クラブで64万香港ドル(8万2,095米ドル)を賭けたクジラが紹介されている。

プレミアム・マス市場とVIPゲーミング

プレミアム・マス・プレイヤーの総数は前年比11%減の564人となった一方、1回あたりの平均賭け金は41%増の2万8,424香港ドル(3,646米ドル)に跳ね上がった。ギャラクシー・エンターテインメントは、前年からわずかに低下したものの、25%のシェアでプレミアム・マス部門の首位を奪還した。

プレミアム・マス市場とVIPゲーミング・セグメントは、顧客との関わり方や提供サービスの在り方において大きく異なる。

プレミアム・マス市場は、競争力のある価格で高品質な商品・サービスを提供し、幅広い消費者層に訴求することに重点を置く。このセグメントの目的は、品質を損なうことなくアクセスしやすさを確保し、多様なプレイヤーが一段上のゲーミング体験を楽しめるようにすることにある。戦略的には、VIPゲーミングを補完する形で提供内容の拡充を続けている。

一方、VIPゲーミングは、きわめて個別化されたサービスと限定的な特典を通じてハイローラーに対応する。プライベートサロンなど、ラグジュアリーさ、排他性、きめ細かな対応を重視した体験を提供し、エリート顧客のロイヤルティを強化する。このアプローチはプレミアム・ダイレクト・モデルへと進化しており、業界全体の成長ドライバーとしてマス市場ゲーミングの重要性が高まっている。

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