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iGamingスタートアップが真に投資対象となるポイントとは?

Naomi Day
執筆者 Naomi Day
翻訳者 Hanako Takagi

昨年11月、ローマで開催されたSiGMA中央ヨーロッパにおいて、Xanada InvestmentsのCEO兼マネージングパートナーであるウラジーミル・マラクチは、同社ブースでインタビューに応じ、iGamingスタートアップの動向、投資戦略、そして業界参入を目指す起業家への教訓について幅広く語った。

適切な機会を見極める

現在のiGamingスタートアップのトレンドについて問われると、マラクチは、真の機会は単なる流行の追随にあるのではないと強調した。「今のトレンドはAIに集中していると思いますが、正直、それが今すぐ機能しているかは疑問です。だからこそ、自分たちが本当にできることに集中すべきです」と述べ、AIが注目を集めている一方で、スタートアップは最新技術を追いかける前に、自社の中核となる強みを磨き、確実な実行力を持つべきだと指摘した。

マラクチはまた、スタートアップを評価する際の3つの重要なレッドフラッグを挙げた。第一に、創業者間で責任分担が明確でないことだ。「創業初期の段階で責任を分担できなければ、それを他の人に広げていくのは難しくなります」と語った。

第二は、市場理解の不足や、投資家と話す際の自信のなさ。第三は、実際の収益とかけ離れた非現実的な企業評価だ。「実際に利益を生み出せないような評価額を設定してしまえば、投資を受けられる可能性はありません」と警鐘を鳴らした。

成功の測り方

マラクチによれば、投資家は単にユーザー数や売上だけを見ているわけではない。むしろ、顧客維持率や顧客価値といった指標の方が、事業の健全性をより正確に示すという。「重要なのは、ビジネスがどう成長しているか、そして顧客がどれだけそのサービスを気に入っているかです。最初の1〜2か月で顧客に売るのは簡単ですが、何年も使い続けてもらうことこそ、私たちが重視している点です」と説明した。

Xanada Investmentsは、資金提供以外の支援でも差別化を図っている。多くのスタートアップが見落としがちな法務・財務の専門知識は、極めて大きな影響を持つという。「スタートアップの95%は、法的・財務的な構造についてほとんど理解していません。税務の最適化や、正しい事業構造の構築などは、将来的に多くのコストを節約し、追加の利益を生む可能性があります」と述べた。

将来を形づくるトレンド

マラクチは、今後数年でAI、ゲーミフィケーション、パーソナライゼーションがiGaming業界の勝者を決定づけると確信している。「AIは私たちの生活に深く組み込まれていくでしょう。広く普及するものは、いずれ生活の一部になります。AIはゲーミフィケーションであり、AIはパーソナライゼーションです。ビッグデータにアクセスできれば、ゲーム性は向上し、コンテンツはより直接的にユーザーと結びつきます」と語り、これらの技術を活用しない企業は市場シェアを失うリスクがあると警告した。

自身の経験を振り返りながら、マラクチは「人」と「パートナーシップ」の重要性を強調した。「適切なビジネスパートナーを見つけることは非常に重要です。なぜなら、何かを一人で立ち上げるのはとても難しいからです。人こそが最も重要な資産なのです」と述べた。

Xanada Investmentsは、まさにこの理念のもとに設立され、経験、ネットワーク、リソースへのアクセスを通じてスタートアップを支援し、導き、困難を乗り越えられるよう後押ししている。「私たちのチームは、多くのスタートアップにこうした知識を提供し、より速く成長できるよう支援しようとしています」と語った。iGaming分野で影響力を発揮したい起業家に向けて、マラクチの助言は明確だ。実行力に集中し、チームを大切にし、投資家の視点を理解し、テクノロジーを賢く活用することが成功への鍵だとしている。

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